事業立ち上げの際のお役立ちツール!miroを見ろ編

B!

開発のご相談対応を担当することもあります、株式会社mofmofの岩井と申します。

今回は「事業立ち上げの際のお役立ちツール!miroを見ろ編」ということで、mofmofがどのようにmiroを活用しているか一部紹介してみようと思います。

  • 「事業立ち上げを検討しているが、プロダクトの解像度がイマイチ上がらない」
  • 「0→1開発で要件の管理に困っている」
  • 「チーム開発する際にプロダクト像の認識合わせに苦労している」

こういった困りごとを解決するヒントになることを願っています。
ただ、書いてみて気づいたんですが主にアジャイルにおけるタスク管理の話になってしまいました。でもそれも大事な話なので、ぜひ全編お目通しいただければ幸いです。

※miroとはなんですか?という方はこちらをご覧ください。
https://miro.com/

一言で言うと、オンラインでホワイトボードを使えるサービスです。 これが非常に便利で、マウスで絵や文字を書くことははもちろん付箋やカードを置いたり、パワポを展開したりと、現実のホワイトボードでは実現できないことも手軽に実現できます。

それが参加者にリアルタイムで共有されるため、リモートであっても実際に同じホワイトボードを使って作業しているような体験が得られます。 すでにご活用されている方も多いかもしれませんね。

さて、これが事業立ち上げにどう役立つのか紹介していこうと思います。

事業立ち上げ時における開発の進め方について

最初に、事業立ち上げ時にどのように開発を行うかということについて軽く触れておきます。

開発に取りかかるためには、作りたいものをしっかりと把握する必要があります。
「AmazonみたいなECが作りたいんだけど」「承知しました!作っておきます!」ではなにも作れません。

ウォーターフォール型の開発プロジェクトであれば、要件定義書や設計書等のドキュメントを作成する設計工程を経てから開発に取りかかります。
一方で、事業立ち上げ時によく採用されるアジャイル開発ではまた異なった方法で作りたいものの詳細化を行います。
(アジャイル開発については「非エンジニアでも3分でわかる開発用語 ②アジャイル開発とは?」で紹介しています)

タスク管理手法「ユーザーストーリー」について

そこで用いられるのが「ユーザーストーリー」というタスク管理手法です。

Amazonを例にユーザーストーリーを挙げると、

  • ユーザーは以前買った消耗品を補充するために、手軽に再購入ができる
  • ユーザーは商品を勤務先に届けるために、配送先を自由に設定できる

のようなものがあるかと思います。「誰が」「なぜ」「何をしたいのか」を表現したものですね。

アジャイル開発ではユーザーストーリーを実現していくことでプロジェクトを進めます。 どのように進むのか、チラッと見てみましょう。

例えば「ユーザーは以前買った消耗品を補充するために、手軽に再購入ができる」に取り組む際は、こんな疑問が出てくるものと思います。

  • 「以前買った」ものの一覧、つまり購入履歴が見れる必要がありますか?
  • 「消耗品を補充するために」ということは、消耗品等の商品のカテゴリーに応じて再購入の可否が決まりますか?
  • 「手軽に」の実現方法として、ワンクリックで購入が完了するような実装で問題ないですか?

このような疑問をベースに議論を行うことで実装するべき機能の形を明確にしていきます。これにより、あるユーザーストーリーについての開発は可能となります。

一方で、ただユーザーストーリーを列挙し、それに逐一対応していくような開発だとどうしても目の前のタスクしか見えなくなってしまいます。
個々の機能の完成度は高くても、プロダクト全体としてちぐはぐなものが出来上がってしまう危険性があります。視点がミクロになることによる弊害が出てくるわけですね。

ユーザーストーリーマッピングとは

そこで、プロダクトの全体像を把握するために利用するのがユーザーストーリーマッピングです。
簡単に言うと上述のユーザーストーリーをマッピングしていくイベントです。

マッピングの概念や詳細はちゃんと学ぼうと思うと本一冊分くらいになるので、詳しくはそちらをご参照願います。
https://www.amazon.co.jp/dp/4873117321

これにより、

  • サービス上で、時系列順に誰が何を行うのか
  • サービスは適切に価値提供ができるのか
  • ある段階でのサービス像 (初回リリース時はこのラインまでの機能を盛り込む のようなもの)

が明確になります。

通常はプロジェクトに関係するメンバーが集まって、付箋にユーザーストーリーを書き出し、それをホワイトボードに貼ったり並べ替えたりするというやり方をしていました。
しかし、関係者が集まってホワイトボードに向かうのが難しいという状況も多々あるかと思います。弊社もフルリモート推奨となったため、以前のやり方が難しくなりました。

そこで活用を始めたのがmiroです。

miroの活用

冒頭で紹介した通り、miroはオンラインホワイトボードツールです。

mofmofでユーザーストーリーマッピングを(簡易的に)行う際は、こんな感じのテンプレートを作って活用しています。

(簡易的に)としているのは、mofmofでは受託開発の契約前にお客さんと一緒にアジャイルな見積もりをしてみるというトライアルプランを用意しており、その中で活用するテンプレートであるためです。
見積もりについては以下の記事に詳しく書いてあるのでご覧ください。トライアルプランが気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。お問い合わせフォームはこちら

https://www.mof-mof.co.jp/blog/column/agile-estimation-planning-poker

さて、見積もりの手順はこんな感じです。

  1. サービス上でユーザーが体験できることを思いつく限り洗い出し、ユーザーストーリー化する
  2. 操作者ごとにユーザーストーリーをカテゴライズする(消費者と出店者と管理者 / 求職者と人事担当者と運営者 等)
  3. 各ユーザーストーリーにポイントをつけていく(※見積もり記事に詳しく書いてあります)

(見せられるものがないので、トライアル資料から例をもってきました。質問箱を題材にしたユーザーストーリーマッピングです。パワポ製です。)

このようなものを複数人でリアルタイムに・リモートで簡単に作成することができます。すごい時代だ…。

まとめ

miroは他にも、KPTを活用した振り返りであったり、プレゼンをmiro上で行うことで発表者へのフィードバックをリアルタイムに送ったりといった活用をしたことがあります。(KPTのやり方はこの記事に詳しく書いてあります。) みんなで集まることが難しくても、同じ場にいるような体験を得ることができるので活用の幅が広いですね。

mofmofでは記事で触れたようなアジャイルな考え方や、事業立ち上げにまつわる悩み事等のご相談も可能ですのでお気軽にご連絡いただければと思います!お問い合わせフォームはこちら 以上、事業立ち上げの際のお役立ちツール紹介でした。