もふもふな5つの価値観

mofmof inc.では5つの価値観を持っていて、いつも採用面談の際にお話しています。いわゆる一般的に言われる「ビジョン・ミッション・バリュー」のバリューにあたる部分になります。1つずつ紹介していきます。

  1. 根性に頼らず、思考し工夫すること
  2. うまくいかないときは「人」ではなく「仕組み」に着目すること
  3. 感情的にならないこと
  4. 自己研鑽すること
  5. 会社のためではなく 自分のために働くこと

根性に頼らず、思考し工夫すること

mofmof inc.は非常に残業が少ない会社です。それはこの価値観に従って行動しているからですが、残業が少ないということは決して楽だということではありません。上限のある業務時間の中でどれだけ高いパフォーマンスを出すか、個々人が考え工夫し、実行に移す必要があります。

仕事に何かしらの課題があるとき、往往にして残業してどうにかする、という行動を取りがちです。なぜなら労働時間でカバーするやり方は思考する負担が少ないからです。しかし、本来なら残業してどうにかするのではなく、課題があると認識した時点で具体的な対策を立てて手を打つべきです。決してそれを怠ってはいけません。

「パーキンソンの法則」と「タイムボックス」という概念があります。前者は「仕事量は、完成するために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というもので、後者は「仕事にかけられる時間が一定である」ことを示しています。

残業すればするほど仕事量は膨張し続け生産性を下げます。本来、仕事にかけられる時間は一定であり、そのタイムボックスがあるからこそ思考停止せずに、創意工夫し効率的に仕事することが出来るのです。

mofmof inc.では課題を発見したとき、その対策について「頑張ります」「気をつけます」という言葉で結論づけないようにしています。それらの言葉は思考が止まっていることを示唆します。根性に頼らず、思考し工夫するためには、意識を変えるのではなく、具体的に実行可能な言葉で表現しなければなりません。

mofmof inc.ではそのような価値観をもって仕事をしているため、現在のような残業時間の少なさを実現出来ているのです。

うまくいかないときは「人」ではなく「仕組み」に着目すること

仕組み

mofmof inc.では課題が発生したときに、個人攻撃をしないという文化を大事にしています。開発プロジェクトに限らず、人と人とが何かに取り組もうとする場合、必ずと言っていいほど課題が発生します。それは相互理解の不足や、単なる誤解など、いろんな原因でしばしば発生するものです。

課題が発生したとき、得てして人は誰かのせいにしてしまう傾向があります。ほとんどの場合、関与しているメンバーが悪意をもって失敗させようとしていることはありません。にもかかわらず上手く行かないことがあります。それならば他者に原因があるはずという考えに陥ってしまうのです。

課題の原因を個人の責任にしてしまうと、解決するためにはその人自身の変化が必要になります。人の内面はそう簡単に変化するものでないし、外側から容易に変えられるものではありません。

一方、仕組みを変えることは人の内面を変えるより圧倒的に早く簡単です。今のやり方が上手く行かないのであれば、上手くいくやり方を探せばよいのです。手順を変えたり、フローを変えたり、担当者を変えたりするだけで解決する問題の方が実は多いのです。

それは逆も然りです。上手く行かない仕組みの中でがむしゃらに努力しても、成果を上げることは非常に難しいものです。だからmofmof inc.では、うまくいかないと感じたときは「人」ではなく、まず「仕組み」に着目して改善できる箇所がないか探すようにしているのです。

感情的にならないこと

私の世代(現在34歳)が子供の頃、大人の指導者が怒鳴り声を上げたり、ときには力で子供を支配することは珍しくありませんでした。「スポ根」などに代表されるように、厳しく指導し、恐怖で圧力をかけて人を成長させていく手法は、むしろ称賛されることさえ多くありました。

ハッキリと断言出来ますが、これは社会人の世界では明確に誤りです。人を怒鳴りつけて圧力で支配し行動をコントロールしたところで成果は上がりません。むしろ逆効果であるという研究結果もあるようです。

人は本来、自律的な判断のもとに行動を選択する生き物だと思っています。外部からの圧力による行動は「言われたからやる」「言われていないからやらない」という行動につながってしまうのです。

昨今では「心理的安全性」という言葉にあるように、心理的安全性が担保されているチームの方がより優れた成果を上げると言われています。

良いチーム・良い仕事をし続けていくために、心理的安全性を担保することは非常に重要なことだと言えます。たった一人でも仕事中に大声を上げて怒鳴る人間がいるだけで、心理的安全性が損なわれてしまうのです。

一方で、チーム内に望ましくない行動をとる人物がいる場合、それ放置してはいけません。そういうケースでは決して感情的な言葉で叱責するのではなく、出来るだけ感情を交えずに、事実を根拠に粛々と丁寧にフィードバックをすることに尽きます。

自己研鑽すること

自己研鑽

人が努力する理由について考えてみたことがあります。自身がこうありたい、と願う姿と現在の姿にギャップを感じているときに努力する人もいます。あるいは現場で求められている職務を全うするために努力することもあるでしょう。中にはプレッシャーをかけられて渋々努力している人もいるかも知れません。

エンジニアという職種は「技術の進歩が激しく、常に新しいことを勉強し続けなければならない」という風に言われる一方で、多くの優秀なエンジニアに共通して「勉強を勉強と思っていない」という傾向があります。

本来、努力というものは他者から強制されるべきではありません。自身が面白いと感じること、こうありたいと願う姿を実現すること、自身の能力が誰かに価値を提供していると実感すること、そのための努力の結果が、会社の事業の価値を高めることと合致している状態が、最も高いパフォーマンスを発揮出来ると考えています。

mofmof inc.では自己研鑽していくことを奨励します。ですが、それを強制はしません。努力する理由は自身の内側になければならないからです。企業としての役割は、自己研鑽したいと思えるような喜びのある仕事と環境、そして機会を提供することだと思っています。

会社のためではなく自分のために働くこと

人はなんのために働いているのでしょうか?

私が子供の頃、あるいはもっと前の時代、「会社のために働く」という価値観は珍しいものではありませんでした。今は個の時代に移り変わりつつあり、会社のために働くという価値観は薄れてきているように思えますが、それでもまだ、従業員は会社に支配されている感覚は残っているのではないかと思います。

会社のためではなければ、ご飯を食べていくため、生きていくため、というのも一般的な回答なのではないかと思います。

私は、会社のために働くのではなく、自分のために働いて欲しいと思っています。ご飯を食べていくため、生きていくため、という目的は当然満たされるべきであって、mofmof inc.ではそれ以上の各自の目的を持って仕事に取り組んで欲しいと思っています。

一般的には1日のうち8時間は仕事に当てている人が多いと思います。つまり1日の3分の1は仕事に費やしているわけです。決して短い時間ではありません。人生を構成する時間としては大変大きいものです。

仕事は楽しいものばかりではありませんが、何かを実現したいと願い努力し、そしてそれを達成するというプロセスに大きな喜びを伴うものです。だから「会社が望むことをやる」よりも「自分がやりたいことをやる」ようにして欲しいと思っています。そしてそれが会社にとっての利益と重なっているとき、最も合理的な状態と言えます。

自分は仕事を通して何者になりたいのか?

どんなことを達成出来ると嬉しいのか?

どんな仕事をしているときに楽しいと感じるのか?

そんな風に自分との対話を経て、「自分のやりたいこと」が何かを見つけて欲しいと思っています。そのやりたいことを見つける手助けが出来ること、やりたいことを満たせる仕事を渡せるかどうかが、会社としての価値の一つだと考えています。


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