株式会社ふんどし 田村 直己さま・小宮山 しおりさま・佐々木 姫和さま
自分事のようにサービスに向き合ってくれるから信頼できる
2024.04.10
田村 直己 様
CEO
1983年生まれ。兵庫県出身。ふんどし社のファウンダー。建築、飲食業などいろいろな仕事を経て、会社員時代に企画・マーケティングに携わる。2013年に創業。
小宮山 しおり 様
メディア統括
ふんどし社の裏方担当。フリーランスとベンチャーのみで生きてきたので割となんでも屋です!チームでの仕事が好き。美味しいものが好き。何でも残さず頂きます!
佐々木 姫和 様
セールス・CS
求人の撮影、記事作成、YouTube企画など色々担当してます!中国語もちょっとできます。美味しいご飯大好き!
INTERVIEW インタビュー
mofmofが新規事業開発に携わった株式会社ふんどしの皆様にインタビューしました。インタビューには、弊社から本プロジェクトに参加した岩井・古場と、PM・UIUXデザイナーとして共にプロジェクトを推進した株式会社GOROの旭さんも参加しました。
―今回開発したのはどのようなサービスでしょうか?
田村: 飲食業界を専門とした採用支援サービス「飲食ジョブズ」を立ち上げました。ふんどしでは、これまでラーメン業界に特化した採用支援サービス「キンキンラーメン修行道」を運営してきました。「キンキンラーメン修行道」のニーズが数多くあったことから、より広く飲食業界をサポートできるサービスとして「飲食ジョブズ」を立ち上げたいと考えたんです。
―「飲食ジョブズ」の立ち上げにあたって外部パートナーに依頼しようと思った背景を教えてください。
田村: 「飲食ジョブズ」は「キンキンラーメン修行道」と比較して、規模が格段に大きなサービスです。スモールな設計をしていた「キンキンラーメン修行道」と同じような作りでは効率面でもデータの量の面でも耐えられないだろうと思い、しっかりした構造のサービスを作ってくれる企業を探していました。
―開発パートナーを選ぶにあたって重視していた点はありますか?
田村: 過去に別のプロジェクトで失敗した経験があったので、今回は慎重に10社くらいお話を聞いてから決めました。でもmofmofさんと出会い、10〜15分くらい話しただけで鋭いなと思いました。それから、mofmofさんがUIUXデザインを強みとするGOROさんを紹介してくださり、プロダクトチーム組閣できる体制を知り、依頼を決めました。
もちろん、ふんどしのサービスを作るので我々も主体的に考えることは当たり前ですが、mofmofさんとGOROさんはプロダクトチームとして自走できそうな点に価値を感じたんです。
▶︎mofmofとGORO社による「プロダクトチームPlus」の詳細はこちら
―複数社にお話を聞いた上で、mofmofとGOROを選んだ決め手はなんですか?
小宮山: 田村さんが特に気にしていたのが、「テンプレ対応」をしないことですよね。制作や開発をしてくださる企業の多くは、一度私たちの話は聞くものの最終的にはその会社が持っているプランに当てはめた提案をしてきます。一方で、mofmofさんとGOROさんはふんどしがやりたいことに対して、柔軟かつプロとしての意見を言ってくださったのがよかったなと思います。
田村: 会社という組織のことを考えたらテンプレ対応の方が効率は良いはずなのに、なぜmofmofさんはテンプレ対応にならないんですか?
古場: 会社の共通認識としても各メンバーの思いとしても、テンプレ行動ではなくちゃんと考えて動きたいという気持ちが強いのかもしれません。また、ふんどしの皆さんとお話ししていると活発に意見が出てくるので考える機会が多く、より良いものを作ろうという気持ちになります。
岩井: 会社のビジネスモデルとしても、お客様ごとにオーダーメイドな対応をしても損をしない仕組みにしています。そのため、各メンバーが工夫してより良いアウトプットを出すことに全力投球できます。
―開発が始動するにあたって不安に感じていた点はありましたか?
小宮山: 実は以前、別の開発会社さんに依頼して失敗してしまったことがあって。素人の私でさえわかるようなミスが起きていたり、会議で決まったことが全然反映されていなかったり……。同じ過ちを繰り返したくないと思っていたので、前に失敗した時にどんなことが起きたのかは詳しく共有していました。それに対して、mofmofさんだったら同じミスが起きないような進め方をしてくれるということをプロジェクト開始前にお話ししていただいたので、安心できました。
佐々木: 小宮山さんとmofmofさんのすり合わせのおかげもあり、「キンキンラーメン修行道」の管理画面と比べると「飲食ジョブズ」の管理画面はかなり見やすいし、使いやすいなと思います。
―実際にプロジェクトが始まってから、進め方に関して印象に残っている点はありますか?
田村: 週次の定例会で細かく進捗などを明文化してくださったのが良かったです。専門的な知識はない我々にもわかるように、これまでやった作業内容や今後の作業内容を説明をしてくれるのも勉強になりました。
また、採用支援というサービス特有の特徴についてもよく理解して提案をしてくれたと思います。例えばindeedなどのポータルサイトに求人を表示しやすくするためにはどうすればいいのかとか。
岩井: 今回はGOROさんとの連携プロジェクトで、GOROさんがUIUX制作の過程でそういった整理もよくしてくれたので、とてもやりやすかったです。他に月次の振り返り会も実施しましたよね。
田村: そうですね。良かったことと改善点の両方を挙げる会ですよね。人生で初めて会議が楽しいと思いました(笑)。こういうのを会議と言うのか、と改めて感じられるくらい有意義な時間になっていたと思います。
―先ほど少しお話に出た通り、今回はGORO社との協働プロジェクトでした。2社間のやりとりに関して印象に残っていることはありますか?
古場: GOROさんがあらかじめ形を作ってくださってるので、 mofmofは基本的にはGOROさんの設計に合わせつつ、改善できる点は提案するようにしていました。GOROさんはとても反応が早くて、その日のうちに修正案が上げてすぐ実装に入れるような状態にしてくれてとても助かりました。
旭: こちらこそ、自分たちだけではわからないところを提案いただいて助かりました。「飲食ジョブズ」は「キンキンラーメン修行道」よりも大きな規模になるのでデータの量も今後増えていきます。そのため、どのような構造でデータを持てば良いのかなどはmofmofさんに詳しくフィードバックしてもらい、より良い情報設計を目指せたかと思います。
小宮山: 依頼者側の視点からも、mofmofさんとGOROさんがよく連携して作業を進めてくださっているのがわかりました。例えばSlackのチャンネルやPivotal Trackerなどでステータスをまとめてくださっていたので、今それぞれがどんなことをしているのかがわかりやすかったです。
―今回のプロジェクトではmofmofから4人のエンジニアが参加しました。ふんどしさんはmofmofのエンジニアとどのようにコミュニケーションをとられていましたか?
小宮山: 大きな決め事などは岩井さんが窓口になってくださりましたが、日々の業務のなかでは各エンジニアさんがそれぞれに連絡をとってくださりました。会社によっては窓口を統一する場合もあると思いますが、個人的には各作業を進めている方が直接私に連絡してくださるのはありがたいです。何回もラリーしたり待ったりすることなく、すぐに開発チームの皆さんが対応してくれるのが嬉しいです。
―最後に、mofmofとGOROへのご依頼を検討している方へ一言お願いします。
小宮山: mofmofさんもGOROさんもすごく自分事として捉えてプロジェクトに取り組んでくださります。本気で向き合ってくれるので、それに引っ張られて私たちも最後まで頑張ろうと思えました。
田村: 確かにそうだよね。今回のプロジェクトではずっと心地のよい緊張を感じていました。皆さんが真剣に取り組んでくださるのでこちらも気を抜けない。だからプレッシャーを感じつつも確実に良い事業を作りたい、事業を成長させたいと思う人にはおすすめです。
出来上がった「飲食ジョブズ」α版
最終的に出来上がった「飲食ジョブズ」はこちらです。求職者が見やすいことはもちろん、求人情報を入力する管理画面の使いやすさにもこだわって作り上げたサービスです。
岩井
エンジニア
今回のプロジェクトは、まずふんどしさんの熱量がとても高かったのが嬉しかったです。 特にビジネス全体のビジョンや、そのために今行っていることを常に共有してくださっていたのが印象的でした。α版のリリースによってビジネスが更に前進していく姿を見て、今後の開発へのモチベーションも高まりました。 β版の制作が進むなかで、引き続き良いサービスへと変身し続けるのが楽しみです。
古場
エンジニア
飲食業界への深い理解があるふんどしさんならではのサービスができたと思います。ユーザーが本当に求めているものを作れているだろうし、ふんどしさんの持つ熱量もこめられたサービスです。開発側としても愛着が沸いたプロジェクトでした。 また、協業したGOROさんもサービスやユーザーを深く理解されていたのが印象的でした。まるで第2のプロダクトオーナーのように、何を聞いてもしっかり答えてくださるので安心感がありました。 これからまたβ版の開発も進んでいくので、ふんどしさん・GOROさんとチームとして頑張っていきたいです。