もふもふ技術部

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2019-01-01から1年間の記事一覧

Google Cloud Visionを使ってPythonでOCRしてみる

以前、Google Cloud Visionを使ってcurl経由でOCRを試した。 Google Cloud Vision APIでOCRを試してみる 今回はPythonで実装するとどんな感じになるのか試してみる。ひとまずVision APIの使い方のドキュメントを見直すところから。 https://cloud.google.com…

Nuxt.js + Vuetify でサクッと管理画面をつくってみた

Railsエンジニアの方であれば、簡単な管理画面を作る際にrails_adminやactive_adminにお世話になっている、いやなりすぎている方も多いのではないでしょうか?私のように、、、 Railsを使っていないSPAの管理画面を作ることになった時、Nuxt.js + Vuetifyと…

Vue.js + Vue Test Util + Jestでコンポーネントの単体テストを書きたい

個人的な趣味で作っているサービスをVue.js + Firebaseという構成で書かれている。 個人サービス程度にテストはいらんだろって意見もあるけども、毎日書く時間が取れない個人サービスの場合、手を入れようとしたときに自分のコードがどうなっているか覚えて…

gasで朝会がちょっとスムージーになったよ

mofmofでは朝会をやっており、やること・こまっていること・俺トピを出勤した順に喋ってました。 課題 解決策 前提 準備 実装 完成 結果 課題 出勤順が分かりづらいので、次誰?問題が発生する 毎週火曜のリモートデーの時、適当に決める必要があった 解決策…

AWS Textractで書類をOCRしてみたけど日本語未対応やんけ

Amazon Textract(ドキュメントからテキストやデータを簡単に自動抽出) 表形式のテキストが抽出出来るらしいとのことで「これはアツいのでは」と思い、AWSのTextractを試してみる。 準備 aws-cliでOCR デモ画面 準備 公式ドキュメントを見ながら進めてみま…

Tesseractでサクッと日本語OCRを試してみる

TesseractはPythonからオープンソースで使えるOCRエンジンで、テッセラクトと読むらしい。とりあえずインストールしたらサクッとOCRを試せるみたいなのでやってみる。 こちらの記事を参考にした。 Tesseract+PyOCRで簡易OCRを試してみる - Qiita とりあえずO…

Google Cloud Vision APIでOCRを試してみる

前回、Tesseractを使ったOCRを試してみました。続いて今度はGoogle Cloud VisionにもOCRする機能がある模様なので試してみます。 Tesseractでサクッと日本語OCRを試してみる デモやってみる curlでCloud Vision APIを叩いてみる まとめ デモやってみる GCPの…

GCPのCloud Runでキャッシュを使ってビルドしたい

キャッシュを使ってビルドする どれくらい早いのか計測してみる。 おまけ: Cloud Runに割り当てるメモリサイズを変更する方法 前回Cloud Runに入門してHello Worldができるところまでやりました。 Google Cloud PlatformのCloud Runに入門してみる 思い出す…

Google Cloud PlatformのCloud Runに入門してみる

mofmof社は個人サービス開発が盛んで、そこでは普段の業務ではあまり使っていないような新しい技術を使ってサービス開発してます。どうやらGCPのCloud Runというサービスが熱いということを知ったので入門してみます。 まずは設定・準備 ビルド・デプロイ 別…

Vue.jsはどのようにComputed Propertyの依存関係を解決しているのか

photo by Josh Hallett Vue.jsのcomputed property(以下computedと表記)がどのように依存しているdataが更新されたときだけ再計算されるのかを調べてみました。 基本的なcomputed propertyの使い方 目的の異なるcomputedが複数あるとします 依存関係が違う…

Microsoft AzureのFace APIで生田斗真とはらぱんを識別してみる

前回はAmazon Rekognitionを使ってアミバとトキを識別出来るか試しました。S3縛りのところとかめんどくさそうだったので、次の選択肢であるFace APIを試してみようと思います。 Amazon Rekognitionでアミバとトキの違いを認識出来るか ここから開くとお試し…

Amazon Rekognitionでアミバとトキの違いを認識出来るか

ちょっと作ってみたいプロダクトがあって、顔認識APIを調べてみたいと思った。 ざっと調べて、 Microsoft Azure Face API Amazon Rekognition のどちらかにしようと思ったが、Face APIは既に社内で遊んでた人がいて便利そうなのが分かっていたのでAmazon Rek…

iOSでARやる 入門から簡単なアプリ作成まで

mofmofの新規事業立ち上げ第二弾で、SwiftでARを扱ったのでAR入門&ちょびっとだけ得た知見を書き殴ろうかと思います。 tl;dr 環境 手を動かす前に! 15秒座学 プロジェクト準備 プロジェクト作成編 下準備の設定編 ARに触れていく編 特徴点検出まで ARに触…

Rasa NLUをPythonのコードから呼び出す方法

RasaNLUはAPIサーバが内包されているので、単純に固有表現抽出するAPIは最初からある。だがしかし、今回そこそこな回数の固有表現抽出処理を連続で行いたいというニーズがあったので、1リクエストで複数の固有表現抽出処理を行うAPIを追加したい。 たぶんFla…

Heroku Container RegistryでPython + Rasa NLUを動かす

以前にHeroku上でPythonで動かしている機械学習のAPIを立てたことがあった。Herokuならサーバを意識する必要がないので楽チンなので、固有表現抽出のRasa NLUをHerokuで動かしてみたいと思います。 ローカルのdockerで動くようにする docker-composeで動くよ…

Action Mailbox

前回の Action text に続き、今回は Action Mailbox を使ってなにか試してみようと思います。 Action Mailbox も Action text 同様、 Basecamp から移植した機能のようです。 かなりざっくり内容をまとめると、Action mailer では手間がかかったメールの受信…

Rasa NLUで日本語の固有表現抽出をしてみる

前回Rasa NLUを使って英語文章のintentを分類できるところまで出来たので、今度は日本語でやってみる。 Rasa NLUを使って固有表現抽出器を作りたいので入門してみた 文章から固有表現抽出してみる ソースコード まず、data/nlu.mdに日本語の教師データを追加…

Rasa NLUを使って固有表現抽出器を作りたいので入門してみた

そういえば最近Mac Book Proを新しくしたのでPython環境が整っていなかった。今まではpyenv + pyenv-virtualenvでバージョン管理してたんですが、最近ではPython公式がPipenvを推してるらしいのでpyenv + pipenvという構成にしてみた。 Macにpipenv環境作っ…

Rails 6 と Action text を使ってみる

Rails 6 は Beta版に続き、rc1 が リリースされました。Rails 6 では action mailbox, multiple databases, parallel testing... など様々な新機能が実装されていますが、今回は action text を触ってみようと思います。 Action text は、ざっくり説明すると…

文字列の中から正規表現で金額を全て抽出する(Ruby)

固有表現抽出の出来るLUISとかを使えば、日本円での金額表記を簡単に抽出出来るかなーと思ったらprebuildのentityでは○○円という表現しつか抽出できなかった。 LUISのUIが一新され、Prebuilt entityが日本語も認識するようになった件 - Qiita のであきらめて…

モダンなheadless CMS Contentfulを試してみる

オウンドメディアでも立ち上げたいなと思いまして、今だとCMS何がイケてるのかなーと調べてたらContentfulがイケてるのではと思ったので試してみます。 Contentfulは最近トレンドのheadless CMSというカテゴリのCMSで、コンテンツ管理画面はあるけど、コンテ…

pipで機械学習や自然言語処理用のデータをサクッと持ってきたいのでjp-datasetsというパッケージを作った

データをサクッと取ってきて機械学習とか自然言語処理に使えるパッケージが欲しかったので作ってみました。 前回の続き。 pipでGitHub経由でインストール出来る自作パッケージを作る 開発モードでローカルのソースコードをpip installする ネガポジデータを…

pipでGitHub経由でインストール出来る自作パッケージを作る

機械学習や自然言語処理でごにょごにょ試してみるときには、大体の場合データが必要で、どこからか取得してくるか作る必要がある。日本語のデータはあまり多くはなくて、とりあえず試しに動かす程度でいいやってときは自分で適当なデータ作ったりするんだけ…

KerasでSentiment140のネガポジ分類をCNNで解こうとして挫折した

前回、KerasでMNISTの手書き数字をCNNで分類する問題をやってみたので、今度は自然言語処理らへんをKerasで動かしてみたいと思った。 KerasでMNIST分類問題をCNNで解く 同様にKerasのリポジトリのサンプルコードを眺めていたらimdb_snn.pyというのを見つけた…

RubyをJavaScriptにしてしまうOpalを触ってみる

公式 TL;DR Opal導入する TL;DR 全部Rubyでかけるのがうま味? Rubyに慣れ親しんだJS初心者は嬉しいかも? なOpal入門してみます。導入からアプリがちょっと動くところまで。 Opal導入する 適当なプロジェクトを作成して、準備します。 GemfileにOpalを追加 …

KerasでMNIST分類問題をCNNで解く

Kerasはあくまでも機械学習フレームワークのインタフェースを簡便なものにするラッパーなので、バックエンドが必要。基本的にはtensor flowを推奨してる模様。 Home - Keras Documentation Kerasのリポジトリ。 GitHub - keras-team/keras: Deep Learning fo…

Apollo使ってGraphQLを自由自在に操(りたい)

前回は画面からqueryを投げてデータを取得するところまでやってみました。今回はもうちょっと実用的な形でTODOアプリを進化させようと思います。 前回Rails×GraphQLやる - もふもふ技術部 TL;DR 前回のやり直し 導入しないとどうなるか VueとApollo導入する …

Joy-Conのジャイロセンサーの威力を試す

前回UnityでJoy-Conの入力を受け付けるとこまでやったので、今回はその入力を使ってUnityっぽい何かをしてみようと思います。 TL;DR ジャイロセンサーの入力を扱う ビーム撃たす 完成 スクリプト最終形 TL;DR ジャイロセンサーで向きを自由自在に変えられる…

UnityでJoy-Conを使ってみる

原田見習いの岩井です。師匠がUnityにお熱な傍らで、弟子の僕もここぞとばかりに時間をつぎ込みVR新規事業を模索していました。Unity超楽しい。自分のクリエイティビティの限界を感じる。 とはいえUnityは超楽しいので、もうちょっとUnityの深淵に近づいてみ…

Unityで増殖するゾンビを撃って戦うゲームみたいの作る

前回WebGLにSwitch PlatformしてしまったのでPC, Mac & Linux Standaloneに戻してから始めます。 Unityで作った湧き出るゾンビをWEBで公開してみる - もふもふ技術部 事前準備 プレイヤーが銃を撃つ ゾンビに当たるようにする ゾンビが死んで消えるアニメー…