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スクラムを改めて基本から理解するためにPSM Ⅰを取得しました

PSMとは

PSM (Professional Scrum Master)は、Scrum.orgによって提供される認定資格です。 この資格は、スクラムのフレームワークを理解し、実践するために必要な基礎知識を持つことを証明するものです。

他にもスクラム認定資格といえばCSM、LSMがありますが、研修が必須であり、受講料も高額です。 PSMは他のスクラム認定資格と比べて受験費用が安く、研修も必須ではないので受験のハードルは低いです。 試験は英語での出題となりますが、Google翻訳を使用してもよいと案内されているので安心してください。

www.scrum.org

なぜ受験しようと思ったか

mofmofではスクラムをベースにアレンジ(専任のスクラムマスターを置かない、デイリースクラムはやらない等)された"モジャイル開発"で開発を行っています。

アレンジは開発者自身が自律的にプロジェクトを進行できる前提として行われていますが、プロジェクトがなんとなく上手く進んでいない気がした時に、スクラムマスターだったらやるべきことってなんだっけ?と考えることがありました。

スクラムの進め方は一通り知っていたけど、スクラムマスターの役割や責任範囲などはよくわかっていないことに気づき、改めてベースとなっているスクラムをしっかりと理解するため、スクラム認定資格を受験することにしました。

よかったこと

スクラムの基本が身につけられた

スクラムガイドや解説ブログを読むことで曖昧になっていたスクラムの知識を整理することができました。

スクラムガイド最新版のキャッチアップができた

2022年入社時、SCRUM BOOT CAMP THE BOOKを読んでスクラムのキャッチアップを行ったのですが、もととなっているスクラムガイドは増補改訂時点で最新の2017年版でした。 スクラムガイドは2020年11月にアップデートされており、その差分について今回の受験を通して把握することができました。

複数スクラムチームの運用について知ることができた

複数スクラムチームでの開発は経験・知識ともになかったので、スケーリングした際のスクラムについて知る良い機会になりました。

PSM Ⅱに向けて

PSMにはⅠ〜Ⅲのレベルが用意されています。PSM Ⅱではより実践的な内容になり、問題数はPSM Ⅰの80問から30問に減って1つ1つの出題内容も濃くなりそうです。 実務にも役立てられるように学習・経験を重ね、PSM Ⅱ取得も目指していきたいと思っています。

PSM Ⅰの学習は、以下のScrum.orgで推奨されているブログ記事を読み込み、Open Assessment(模擬試験)を繰り返し受験していました。

www.scrum.org

PSM Ⅱにも同様の学習リソースが提示されているのでまずはこちらを読み進めつつ、必要に応じてUdemyの講座を購入して実践的な知識を補填したいと考えています。

www.scrum.org

最後に

PSM Ⅰの受験費用はmofmofの資格手当制度を活用させていただきました。 他のスクラム認定資格よりも受験料がリーズナブルとはいえ高額なので資格手当に感謝しています。